ホームの中の 尾道造酢についての中の尾道造酢の歴史尾道造酢の姿勢の中の会社概要・沿革

1582年(天正10年)創業
尾道の気候風土に恵まれ
愛され続けて400年。

尾道造酢の歴史


 伝承によれば秀吉が朝鮮から堺に招いた酢造りの職人が、尾道の地で醸造酢作りを始めたそうです。原料には秋田米が使われ北前船で海産物と共に尾道に運ばれてきました。

 文化年間(1804~1817)には、当時もっとも資本の大きかった灰屋治郎右衛門が、広島芸州藩の御用酢座に任命されるなど、藩の保護を受けながら、酢の販売量を拡大。さらに大正7年にはその流れをくむ橋本太吉が、同業5社と「尾道造酢」を設立しました。広く近隣諸国へも販売網を広げ、生産量が飛躍していきました。

 かくして「尾道造酢」の清酢は、穏和な瀬戸内の自然環境と良質の水に育まれながら、400年もの伝統と歴史を刻み、私たちの食文化に根付いています。


尾道造酢の姿勢

本格醸造へのこだわりがうまい酢を造り出す。

 尾道造酢は、従来の醸造酢に加え、昭和29年より西洋酢の開発にも着手し、キユーピーマヨネーズの原料酢として採用されるなどドレッシングの原料酢も製造しています。
また一流の料亭やレストランの調理師からも尾道酢が選ばれ、業務用としても活躍しています。
また一般家庭用向けには、醸造酢をはじめ、ぽん酢、醤油他いろいろな種類の調味料が販売され広く愛用されています。
 尾道造酢は、歴史と伝統、豊かな自然に守られながら、原料の吟味、独自の発酵法、熟成など、その品質において更に厳しいこだわりの姿勢を貫き続けています。

手作りの伝統に加え最新の技術による酢造り。

 尾道造酢の醸造酢は、創業400年の手造りの伝統に加え、最新の醸造技術で造られています。米、酒粕を原料とした調味酢は和料理などに。麦芽、リンゴ果汁、ブドウ果汁などを原料とした製品は、マヨネーズやドレッシング、ソースやケチャップ他西洋料理に幅広く愛用されています。また蜂蜜を加えて飲みやすくした飲用酢も、ジュースのような美味しさで好評を博しています。

業務用に、家庭用に多彩な商品ラインナップ。

 ホテル、レストラン、料亭など業務用には「カクホシ酢」として、調味用の穀物酢、すし酢、黒酢、純粋リンゴ酢、そのまんま酢のもの、五穀酢ほか、ぽん酢や水たきの友など多彩な商品群で調理師の皆さんを支えています。
 一般家庭用では「四季爛漫」のブランド名で、醸造酢を使用せず4種類の天然柑橘果汁のみで作ったぽん酢を中心に、健康飲料用に飲みやすく造られたしあわせ黒酢や赤酢紅紫を販売。さらにたれ醤油、だし醤油、このほか人気の商品を組み合わせたギフトセットも、毎日の食生活に役立ち喜ばれています。

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